← 契約へ戻る02 · PROPERTY

契約対象・現況確認

何をどの状態で購入するのか

書類と現況が同じ資産を示しているか確認します。

契約対象・現況確認の核心確認を整理した概要グラフィック
CONTRACT FLOW

引継ぎ範囲を一つの流れで確認します。

契約対象の確認は「この建物を買う」という表現を、土地・建物・付属設備・駐車場・什器・賃貸状況など具体的な引渡し範囲に変える作業です。

  1. 01土地

    契約対象の確認は「この建物を買う」という表現を、土地・建物・付属設備・駐車場・什器・賃貸状況など具体的な引渡し範囲に変える作業です。

  2. 02建物

    登記や各種公的資料、現地の状態、契約書の目的物表示が一致しているか確認します。分析ではなく「何をどの状態で引き継ぐか」に集中します。

  3. 03公的資料

    分析上は良い物件でも、引渡し範囲が曖昧なら実際に取得する資産が想定と異なる可能性があります。

  4. 04現場

    契約書の目的物表示を資料と現地で照合し、含まれる設備や付属部分を明確にします。賃貸状況や保証金などは契約時点の内容に更新します。

  5. 05設備

    屋上倉庫や駐車設備を当然に含まれると考えていても、契約上の範囲が明確でなければ認識がずれることがあります。

  6. 06賃貸借

    契約対象は住所だけではありません。書類、現況、含まれる範囲が同じ資産を示すように整えます。

  7. 07契約書

    契約対象の確認は「この建物を買う」という表現を、土地・建物・付属設備・駐車場・什器・賃貸状況など具体的な引渡し範囲に変える作業です。

NORMAL BASELINE

まず基準となる範囲を確認します。

登記や各種公的資料、現地の状態、契約書の目的物表示が一致しているか確認します。分析ではなく「何をどの状態で引き継ぐか」に集中します。

01土地→
02建物→
03公的資料→
04現場→
05設備→
06賃貸借→
07契約書
説明できないずれがなくつながれば次の確認へ進みます。
契約対象・現況確認の実務比較ポイントを整理したグラフィック
VARIABLES

範囲を変える要素を確認します。

分析段階で収益性や立地、権利リスクを見た後、契約段階では実際に何をどの状態で引き継ぐのかを固定します。土地・建物の表示、現場の利用状態、賃貸借、付属設備や什器まで契約書と引渡し範囲を合わせます。

01

公的記録と契約書の目的物表示を一致させます。

地番や建物表示など、対象を特定する基本情報が一致しているか確認します。複数筆や付属建物がある場合は漏れに注意します。

WHAT TO CHECK · 確認項目
  • 土地の地番
  • 建物表示
  • 所有権の範囲
  • 関連する土地・付属建物
WHY IT MATTERS · 重要な理由

契約書の目的物表示と、土地・建物に関する公的記録、実際の現況を一つずつ照合します。一つの書類だけで判断せず、表示、面積、用途、土地と建物の関係を確認します。

PREVENT · 予防

土地の地番

IF DISCOVERED · 発見後

契約書の土地・建物表示は最新の公的記録と一致しているか?

差異を解消してから支払い・決済へ進みます。
02

土地・建物の公的記録と実際の利用状態を比較します。

面積、用途、構造、階数などが現場と異なる場合、単なる表示差か、行政・権利・価値に影響する問題かを確認します。

WHAT TO CHECK · 確認項目
  • 面積
  • 用途
  • 構造・階数
  • 違反・不適合表示など地域制度上の表示
WHY IT MATTERS · 重要な理由

駐車設備、屋上設備、看板、空調設備、什器など、現場で一緒に使われている物が自動的に売買対象になるとは限りません。重要なものは一覧と状態を明確にします。

PREVENT · 予防

面積

IF DISCOVERED · 発見後

現場と公的記録で異なる部分はないか?

差異を解消してから支払い・決済へ進みます。
03

土地と建物の所有関係を別々に確認します。

建物だけを見て進めず、土地所有者と建物所有者をそれぞれ確認し、共有持分や関連筆も確認します。

WHAT TO CHECK · 確認項目
  • 土地所有者
  • 建物所有者
  • 共有持分
  • 関連筆
WHY IT MATTERS · 重要な理由

既存テナント、保証金、賃料、管理費などは実際の引継ぎ構造に影響します。分析時の資料ではなく、契約時点の最新状況で承継範囲を確認します。

PREVENT · 予防

土地所有者

IF DISCOVERED · 発見後

土地・建物・重要設備の所有関係を確認したか?

差異を解消してから支払い・決済へ進みます。
04

設備・什器・付属スペースは一覧で固定します。

駐車設備、空調、看板、屋上設備、倉庫、機械、家具などは見えているだけで自動的に含まれるとは考えません。重要なものは含む・除外・撤去を整理します。

WHAT TO CHECK · 確認項目
  • 含む設備
  • 除外設備
  • 撤去予定
  • 引渡し状態
WHY IT MATTERS · 重要な理由

契約書の目的物表示と、土地・建物に関する公的記録、実際の現況を一つずつ照合します。一つの書類だけで判断せず、表示、面積、用途、土地と建物の関係を確認します。

PREVENT · 予防

含む設備

IF DISCOVERED · 発見後

売買に含む設備と除外設備を区別したか?

差異を解消してから支払い・決済へ進みます。
MISSED POINT

抜けやすい範囲確認です。

契約対象確認の目的は「良い建物か」を再分析することではなく、契約書に記載された資産と実際に引き継ぐ資産を一致させることです。

01

契約書の土地・建物表示は最新の公的記録と一致しているか?

地番や建物表示など、対象を特定する基本情報が一致しているか確認します。複数筆や付属建物がある場合は漏れに注意します。

02

現場と公的記録で異なる部分はないか?

面積、用途、構造、階数などが現場と異なる場合、単なる表示差か、行政・権利・価値に影響する問題かを確認します。

03

土地・建物・重要設備の所有関係を確認したか?

建物だけを見て進めず、土地所有者と建物所有者をそれぞれ確認し、共有持分や関連筆も確認します。

04

売買に含む設備と除外設備を区別したか?

駐車設備、空調、看板、屋上設備、倉庫、機械、家具などは見えているだけで自動的に含まれるとは考えません。重要なものは含む・除外・撤去を整理します。

05

賃貸借・保証金情報は契約日基準で最新か?

契約時点のテナント、保証金、賃料、滞納・精算、退去予定、新規契約を最新情報で確認します。分析時の賃貸借表がそのまま正しいとは限りません。

HOW TO CHECK

引継ぎ範囲を順番に確認します。

契約対象確認の目的は「良い建物か」を再分析することではなく、契約書に記載された資産と実際に引き継ぐ資産を一致させることです。

  1. 01

    公的記録と契約書の目的物表示を一致させます。

    LOOK HERE · 確認先

    地番や建物表示など、対象を特定する基本情報が一致しているか確認します。複数筆や付属建物がある場合は漏れに注意します。

    COMPARE · 比較

    土地の地番

    NORMAL · 正常現在の資料が想定条件と一致しています。
    IF DIFFERENT · 不一致時差異の原因と影響を特定します。
    ACTION · 対応
    • 土地の地番
    • 建物表示
    • 所有権の範囲
    • 関連する土地・付属建物
    契約書の土地・建物表示は最新の公的記録と一致しているか?
  2. 02

    土地・建物の公的記録と実際の利用状態を比較します。

    LOOK HERE · 確認先

    面積、用途、構造、階数などが現場と異なる場合、単なる表示差か、行政・権利・価値に影響する問題かを確認します。

    COMPARE · 比較

    面積

    NORMAL · 正常現在の資料が想定条件と一致しています。
    IF DIFFERENT · 不一致時差異の原因と影響を特定します。
    ACTION · 対応
    • 面積
    • 用途
    • 構造・階数
    • 違反・不適合表示など地域制度上の表示
    現場と公的記録で異なる部分はないか?
  3. 03

    土地と建物の所有関係を別々に確認します。

    LOOK HERE · 確認先

    建物だけを見て進めず、土地所有者と建物所有者をそれぞれ確認し、共有持分や関連筆も確認します。

    COMPARE · 比較

    土地所有者

    NORMAL · 正常現在の資料が想定条件と一致しています。
    IF DIFFERENT · 不一致時差異の原因と影響を特定します。
    ACTION · 対応
    • 土地所有者
    • 建物所有者
    • 共有持分
    • 関連筆
    土地・建物・重要設備の所有関係を確認したか?
  4. 04

    設備・什器・付属スペースは一覧で固定します。

    LOOK HERE · 確認先

    駐車設備、空調、看板、屋上設備、倉庫、機械、家具などは見えているだけで自動的に含まれるとは考えません。重要なものは含む・除外・撤去を整理します。

    COMPARE · 比較

    含む設備

    NORMAL · 正常現在の資料が想定条件と一致しています。
    IF DIFFERENT · 不一致時差異の原因と影響を特定します。
    ACTION · 対応
    • 含む設備
    • 除外設備
    • 撤去予定
    • 引渡し状態
    売買に含む設備と除外設備を区別したか?
  5. 05

    賃貸借は「現在時点」で更新します。

    LOOK HERE · 確認先

    契約時点のテナント、保証金、賃料、滞納・精算、退去予定、新規契約を最新情報で確認します。分析時の賃貸借表がそのまま正しいとは限りません。

    COMPARE · 比較

    テナント別保証金

    NORMAL · 正常現在の資料が想定条件と一致しています。
    IF DIFFERENT · 不一致時差異の原因と影響を特定します。
    ACTION · 対応
    • テナント別保証金
    • 賃料・管理費
    • 退去・新規契約
    • 承継範囲
    賃貸借・保証金情報は契約日基準で最新か?
WHEN THINGS DO NOT MATCH

範囲の差を先に解消します。

01
SAID / EXPECTED · 説明 / 想定現地案内で屋上倉庫や設備も一緒に見せられ、売買対象だと思っていました。
≠
FOUND · 実際の確認契約書や特約に範囲がなければ、引渡し時に解釈が分かれる可能性があります。
ACTION · 対応

重要設備は名称・数量・状態を一覧や契約条件で明確にします。

02
SAID / EXPECTED · 説明 / 想定実際には店舗として使われている空間が、公的記録では異なる表示に見えます。
≠
FOUND · 実際の確認単純な利用差か、行政・権利・価値に影響する問題かを区別する必要があります。
ACTION · 対応

原因を確認し、必要なら専門家に確認して進行・条件変更・再検討を選びます。

03
SAID / EXPECTED · 説明 / 想定分析時に空室だった区画で、契約直前に新たな賃貸契約が結ばれました。
≠
FOUND · 実際の確認承継保証金や取得後の収益構造が変わる可能性があります。
ACTION · 対応

最新の賃貸借情報を取得し、保証金・賃料を再計算して支払・承継条件へ反映します。

01契約書の土地・建物表示は最新の公的記録と一致しているか?
02現場と公的記録で異なる部分はないか?
03土地・建物・重要設備の所有関係を確認したか?
04売買に含む設備と除外設備を区別したか?
05賃貸借・保証金情報は契約日基準で最新か?
06差異を解消してから支払い・決済へ進みます。
DEEP DIVE 01 · 深掘り

登記・公的台帳・現場を同じ画面で比較します。

契約書の目的物表示と、土地・建物に関する公的記録、実際の現況を一つずつ照合します。一つの書類だけで判断せず、表示、面積、用途、土地と建物の関係を確認します。

01

公的記録と契約書の目的物表示を一致させます。

地番や建物表示など、対象を特定する基本情報が一致しているか確認します。複数筆や付属建物がある場合は漏れに注意します。

土地の地番
02

土地・建物の公的記録と実際の利用状態を比較します。

面積、用途、構造、階数などが現場と異なる場合、単なる表示差か、行政・権利・価値に影響する問題かを確認します。

面積
03

土地と建物の所有関係を別々に確認します。

建物だけを見て進めず、土地所有者と建物所有者をそれぞれ確認し、共有持分や関連筆も確認します。

土地所有者
契約書の土地・建物表示は最新の公的記録と一致しているか?
DEEP DIVE 02 · 深掘り

「当然含まれる」と思ったものほど契約で再確認します。

駐車設備、屋上設備、看板、空調設備、什器など、現場で一緒に使われている物が自動的に売買対象になるとは限りません。重要なものは一覧と状態を明確にします。

01

設備・什器・付属スペースは一覧で固定します。

駐車設備、空調、看板、屋上設備、倉庫、機械、家具などは見えているだけで自動的に含まれるとは考えません。重要なものは含む・除外・撤去を整理します。

含む設備
02

賃貸借は「現在時点」で更新します。

契約時点のテナント、保証金、賃料、滞納・精算、退去予定、新規契約を最新情報で確認します。分析時の賃貸借表がそのまま正しいとは限りません。

テナント別保証金
03

公的記録と契約書の目的物表示を一致させます。

地番や建物表示など、対象を特定する基本情報が一致しているか確認します。複数筆や付属建物がある場合は漏れに注意します。

土地の地番
現場と公的記録で異なる部分はないか?
REAL-WORLD CASES · 実例

状況 → 確認 → 発見 → 対応 → 結果まで追います。

CASE 01

屋上設備が含まれると思っていた場合

CHECK · 確認
現地案内で屋上倉庫や設備も一緒に見せられ、売買対象だと思っていました。
FOUND · 実際の確認
契約書や特約に範囲がなければ、引渡し時に解釈が分かれる可能性があります。
ACTION · 対応
重要設備は名称・数量・状態を一覧や契約条件で明確にします。
確認
CASE 02

現場用途と公的建物記録が違う場合

CHECK · 確認
実際には店舗として使われている空間が、公的記録では異なる表示に見えます。
FOUND · 実際の確認
単純な利用差か、行政・権利・価値に影響する問題かを区別する必要があります。
ACTION · 対応
原因を確認し、必要なら専門家に確認して進行・条件変更・再検討を選びます。
確認
CASE 03

分析時からテナント状況が変わった場合

CHECK · 確認
分析時に空室だった区画で、契約直前に新たな賃貸契約が結ばれました。
FOUND · 実際の確認
承継保証金や取得後の収益構造が変わる可能性があります。
ACTION · 対応
最新の賃貸借情報を取得し、保証金・賃料を再計算して支払・承継条件へ反映します。
確認
DECISION · 判断

次の行動を決めます。

01

進行

必要条件が確認できています。

次の段階へ進みます。
02

補完

追加確認が必要ですが補完可能です。

差異を解消してから支払い・決済へ進みます。
03

保留

核心条件が未確認です。

差異を解消してから支払い・決済へ進みます。
04

再検討

重要な不一致が解消していません。

差異を解消してから支払い・決済へ進みます。
CORE PRINCIPLE · 核心原則

住所ではなく、引き継ぐ範囲を契約します。

FINAL SUMMARY · 最終確認

最後に範囲を確認します。

分析段階で収益性や立地、権利リスクを見た後、契約段階では実際に何をどの状態で引き継ぐのかを固定します。土地・建物の表示、現場の利用状態、賃貸借、付属設備や什器まで契約書と引渡し範囲を合わせます。

01

公的記録と契約書の目的物表示を一致させます。

地番や建物表示など、対象を特定する基本情報が一致しているか確認します。複数筆や付属建物がある場合は漏れに注意します。

02

土地・建物の公的記録と実際の利用状態を比較します。

面積、用途、構造、階数などが現場と異なる場合、単なる表示差か、行政・権利・価値に影響する問題かを確認します。

03

土地と建物の所有関係を別々に確認します。

建物だけを見て進めず、土地所有者と建物所有者をそれぞれ確認し、共有持分や関連筆も確認します。

04

設備・什器・付属スペースは一覧で固定します。

駐車設備、空調、看板、屋上設備、倉庫、機械、家具などは見えているだけで自動的に含まれるとは考えません。重要なものは含む・除外・撤去を整理します。

05

賃貸借は「現在時点」で更新します。

契約時点のテナント、保証金、賃料、滞納・精算、退去予定、新規契約を最新情報で確認します。分析時の賃貸借表がそのまま正しいとは限りません。

06

公的記録と契約書の目的物表示を一致させます。

地番や建物表示など、対象を特定する基本情報が一致しているか確認します。複数筆や付属建物がある場合は漏れに注意します。

契約現場で最後の10秒確認公的記録と契約書の目的物表示を一致させます。 › 土地・建物の公的記録と実際の利用状態を比較します。 › 土地と建物の所有関係を別々に確認します。 › 設備・什器・付属スペースは一覧で固定します。 › 賃貸借は「現在時点」で更新します。 › 公的記録と契約書の目的物表示を一致させます。
次の段階03 価格・支払条件

いつ、どの条件で資金を支払うのか

→

本コンテンツは一般的な学習・情報提供を目的としています。実際の法務・税務・登記判断は取引内容や最新制度により異なる場合があります。

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